2014.12.15
ドイツで初めて導入 LED-UV搭載8色機
独・KBA社は、同社製LED-UV乾燥装置を搭載した菊全判8色印刷機を独・ニュルンベルクのHofmann Infocom社に納入した。ドイツにおいて、両面8色機で同社製LED-UV乾燥装置を搭載したモデルの導入は初のケースで、LED-UV印刷の欧州での普及が本格的に始まってきている。
Hofmann Infocom社に納入されたLED-UV乾燥装置を搭載した印刷機は、菊全判印刷機「Rapida106」の両面8色+ニスコーター付のモデルで、さらにフィーダー部にはロール紙からそのまま印刷ができるロールtoシート機能も備えている。LED-UV乾燥装置は、両面を乾燥できるように4胴目の後とコーターユニットの後に搭載されている。
この印刷機は両面で最高毎時1万8000回転の生産性を持ち、印刷された用紙はLED-UV乾燥装置によって排紙時にはインキが乾燥をしているのですぐに各種後工程作業をすることができる。Hofmann Infocom社ではこの新しいLED-UV印刷機で、主に高品質の雑誌、カタログのカバーを印刷することを予定している。
(株)日本印刷新聞社掲載記事
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