2013.12.02
KBAジャパン初年度売上10億超す 「Rapida」メーンに
独・KBA社の日本法人、KBAジャパン(株)(本社・東京都中央区、ケネス・ハンセン社長)の設立から約1年が経った。国内で提供する製品ラインナップを、ダイレクトドライブ機能を搭載した菊全判機「Rapida106」および菊倍判機「Rapida145」の枚葉オフセット印刷機2機種をメーンに、その特徴であるパッケージ印刷・高付加価値印刷・大判印刷・特殊印刷市場向けに展開している。
国内1号機として今年3月に(株)大成(本社・東京都新宿区、大野芳郎社長)に菊全判UV8色印刷機にインラインフォイラーを搭載したモデルを納入。その後も、(株)KINSEI(本社・大阪府八尾市、野崎守清社長)に菊倍判印刷機モデル、(株)興南産業(本社・大阪府高槻市、村田信行社長)にパッケージ印刷用途の菊全判UV印刷機を納入。それ以外にも来年2月には反転機の納入が予定されており、片面/両面機ともに着実に国内での実績を伸ばしている。
同社のハンセン社長は、「当社の設立について、日本の印刷業界の方からも歓迎して頂き、初年度の成果は予想を大きく上回り、10億円を超える売上となった。KBA製印刷機は、日本の印刷会社の高度な印刷技術をさらに発展させるためのサポートができると自負しているので、その技術をベースにしてほかにはない高度で特別な能力を掴んでもらいたい。また、KBA本社と連携し、ドイツエンジニアを日本に常駐させ、その経験や知識を学ぶことで、日本人エンジニアの成長を図り、ユーザーへ高い質のサービスを提供していく」とのメッセージを発している。
(株)日本印刷新聞社掲載記事
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